ご覧いただきありがとうございます。
アマゾンプライムで、
インド映画「きっと、またあえる」を観ました。
映画を見終わったあと、
なんだか、元気が湧き、そして清々しい気持ちになる、感動の映画です。
【あらすじ】
大学受験に失敗した息子が病院に担ぎ込まれた!
そこに集まった、今は親世代になったかつての7人の仲間たち。
年を重ねて、色々変化はあるけれど、あの日の友情は変わらない。
親友アニの受験に失敗した息子を励ますため、
悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す---。
90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニ。
しかし振り分けられたのはボロボロの4号寮。
気のいい先輩や愉快な仲間はいるが、そこは寮対抗の競技会で万年最下位で、
他の寮から“負け犬”と呼ばれていた。
しかし今年はなんとしても汚名を返上する!
そのためには、バスケ、サッカー、重量上げ他、多種の試合に勝つ必要があった。
4号寮は知恵とやる気とチーム力であらゆる手段を使い勝ち抜いていく。
だがライバルも黙ってはいない。
果たして、勝利を手にすることはできるのか、そして彼らが最後に得たものは?!
「キミは負け犬なんかじゃない。」
大学受験に失敗し病院に担ぎ込まれた息子に、アニ(父親)が語り掛けます。
受験に失敗した息子は、自分が負け犬で生きる価値などないと思い込み、
命を絶とうとし、一命をとりとめますが、厳しい状況が続きます。
ここからネタバレです。
アニは、息子に、生きる力を取り戻してもらえるよう、励ますことに。
実は、いまでは成功者であるアニにも、不遇な時代があり、
そんな時代を多くの友人たちに支えられ乗り越えた経験があったのです。
そんな負け犬だった学生時代の友人が、アニの一大事に集まり始め、
当時の奮闘を、病室で語り始めるのです。
最後に、アニは息子に、話しかけます。
「自分なりに精一杯のことをしたのなら、勝ち負けの結果なんてどっちでもいい。
そもそも人生は勝ち負けの問題じゃないんだからね。」
「いいかい、努力をし全力を尽くしたのならば、それは負け犬とは言わないんだ。
キミは負け犬なんかじゃない。堂々と生きればいいんだ。」
息子はみるみる元気を取り戻し、
翌年、別の大学に進学し、
父のように友人をたくさんつくり充実した人生を送るのでした。
この映画を見続けるうち、
自分のことにも置き換えていることに気づきました。
病に罹ってから、
世の中からドロップアウトしたような敗北感、負け犬感が霧のように覆っていました。
「いいかい、努力をし全力を尽くしたのならば、それは負け犬とは言わないんだ。
キミは負け犬なんかじゃない。堂々と生きればいいんだ。」
アニが息子に語った言葉よって、自分も救われたような気がしました。
最後の歌の歌詞がシンプルで素敵です。
心配してなんになる?
その調子じゃ、死ぬ前に死んでしまう。
そんなときはこの歌を聴こう。
食べて飲んで生きろ。
人生は短い。
愚か者どもよ、心配するな。
あるがままでいい。
愚か者どもよ、心配するな。
明日の幸せに備えて
人は投資したくなる
でも今日が楽しめない。
余計な心配はやめよう。
ウサギにできなかったことを
いともたやすくカメが成し遂げる
そんなときはこの歌を聴こう。
食べて飲んで生きろ。
人生は短い。
愚か者どもよ、心配するな。
あるがままでいい。
愚か者どもよ、心配するな。
インド映画「きっと、うまくいく」の続編かと思いましたが、
まったく関係ありませんでした・・。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な一日になりますように。