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コロナ感染拡大とこのところの寒さで、巣ごもりの生活をしています。⛄
今日は、アマゾンプライムで、
映画「ジュディ 虹の彼方に」を見ました。
日本公開/2020年3月
製作国/アメリカ
監督/ルパート・グールド
キャスト/レネー・ゼルウィガー、ジェシー・バックリー
あらすじ
ミュージカル映画のスターだったジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)は、
遅刻や無断欠勤を重ねた結果、映画のオファーがなくなる。
借金が増え続け、巡業ショーで生計を立てる毎日を送っていた彼女は、
1968年、子供たちと幸せに暮らすために、
イギリスのロンドン公演に全てを懸ける思いで挑む。
子供のころ見た「オズの魔法使い」。
ドロシーを演じる名女優ジュディー・ガーランドの生涯を描いた話題作です。
ジュディを彷彿とさせる歌声、演技が圧巻です。
1939年のミュージカル映画「オズの魔法使い」でのドロシーは、
可愛らしい髪形、オシャレなドレス。
アメリカンドリームの象徴のような、憧れの少女像でした。
そんなドロシーに抜擢されたのが、ジュディ・ガーランドでした。
一躍スターダムに上り詰めたジュディ・ガーランド。
その後の人生も、きっとしあわせにすごしたのだろうなと思っていましたが、
この映画を見て、その役柄とはまったく違い、
辛く苦しい人生だったことが衝撃的でした。
ジュディは子役でスタートし、
「オズの魔法使い」の少女ドロシーに抜擢されて
一躍スターダムに上り詰めたものの、
ハードなケジュールをこなすためにMGM首脳部から興奮剤や減量剤、
果てはアルコールまで大量投与されていました。
その結果、神経を病んで自殺未遂、入退院を繰り返し、
結婚を五回、カムバックを六回経験。
その栄光と悲惨に彩られた伝説的な生涯は、
これまでにも何度かドラマ化されています。
この映画で流れる「虹の彼方にOver the rainbow」。
虹の向こうのどこか空高くに
子守歌で聞いた国がある
虹の向こうの空は青く
信じた夢はすべて現実のものとなる
いつか星に願う
目覚めると僕は雲を見下ろし
すべての悩みはレモンの雫となって
屋根の上へ溶け落ちていく
僕はそこへ行くんだ
虹の向こうのどこかに
青い鳥は飛ぶ
虹を超える鳥達
僕も飛んで行くよ
若いころ、必ず叶うと夢見ていても、
人生も後半に近づくと、虹の向こうに夢が叶う国があるということは、
現実には無いと気づく。
そして、残りの人生がわずかとなったとき、
ジュディ・ガーランドが、47歳の若さで亡くなる前に残した言葉。
「ゴールは無くてもいい、一日一日をただコツコツと生きていけばいい。」
本当に人生を一生懸命に生きてきた人にしか発せられない言葉だと思いました。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な一日になりますように。