ご覧いただきありがとうございます。
昨夜、金曜ロードショーで、
落ち着いたいい映画でした。
大正から昭和へ、不景気と貧乏、病気、大震災と、
そして、戦争へ突入する生きづらい1920年代の日本が描かれています。
ジブリ映画でも大人向けの映画となっています。
この作品のテーマは「戦争」、
そして「どんな困難の中でも生き抜く大切さ」です。
【あらすじ】
飛行機の設計家を志す青年、堀越次郎。
東京帝国大学を卒業した二郎は飛行機開発会社「三菱」に就職する。
美しい飛行機を製作したいという夢を抱く次郎が、
戦時中成し遂げたゼロ戦の誕生だったが、一機も帰ってくることはなかった。
天真爛漫でしっかり者の女性・里見菜穂子と恋に落ちた次郎。
運命的に惹かれ合い婚約をする二人だったが、
菜穂子は重い結核を患っていて……。
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次郎は、裕福な家庭に生まれのほほんとした性格で、
真面目で誠実、頭の中は飛行機のことでいっぱい。
専門性のある職人気質の人を尊敬する私にとって、
映画の中の次郎さんは、理想的でとても素敵でした。
そして、今の時代にも共通するものがあるなと思いました。
それは、戦時中での結核の蔓延。
現代のコロナ禍、戦時中のような自粛生活。
再び生きづらい世の中になってしまったような。
こんな時代にぴったりの、
映画のキャッチコピー「生きねば。」
この映画にぴったりな大好きな曲でした。
この映画を見ていて懐かしく思ったことがあります。
それは、今は亡き父は三菱航空機に勤めていました。
生前、よく口にしていたことは、
「あんな鉄の塊が飛ぶわけがない。」
生涯、飛行機に乗ることがありませんでした・・。😅
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
よい休日をおすごしください。