ご覧いただきありがとうございます。
がん治療や再生医療にも・・・
新型コロナワクチンが開く「mRNA医薬品」の可能性
製薬業界で話題になっているニュースです。
新型コロナウイルスワクチンとして初めて実用化され、
注目を集めている「mRNA医薬品」。
感染症ワクチンとともにmRNA医薬品のターゲットとして,
コロナ禍以前から高い期待が寄せられてきたのが、がん領域です。
感染症予防以外にも、がん治療や再生医療などへの応用が期待されています。
研究開発をリードしているのは独ビオンテックや
米モデルナといった欧米のバイオテックで、英アストラゼネカや米メルク、
同ジェネンテックなどの大手も参入しています。
体内でDNAから遺伝情報の一部を転写して作られるもので、
これをもとにアミノ酸が連結されてタンパク質が合成されます。
mRNA医薬品は、
人工的に作成したmRNAを投与し、特定のタンパク質を体内で作らせる医薬品です。
オンテックは、米ジェネンテックとともに「個別化ネオアンチゲン特異的免疫療法(iNeST)」と呼ばれる個別化がんワクチン「RO7198457/BNT122」の開発を進めています。
ネオアンチゲンとは、
がん細胞に生じた遺伝子変異によって生成されるがん特異的な抗原です。
iNeSTでは、患者の血液・細胞検体を解析し、最大20の患者固有ネオアンチゲンをコードするmRNAをテーラーメイド。
DDSには、脂質二重層が利用されます。
パンデミックという非常事態で、
スケールアップなどの技術も大きく進展したmRNA医薬品。
新たなモダリティとして、研究開発にはずみがつきそうです。
難しい言葉が並んで、頭の中は?だらけですが、
ワクチンに含まれる「mRNA」。
がんに効く医薬品開発にも有望視されているとのことらしいです。
ということは、
ワクチン接種後、抗がん剤の副作用での痺れがますます強くなったのはそのせい?
がんにも効いているのかな、だったらいいな。
(あくまでも個人的な感想です・・。)
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
今日もよい一日をおすごしください。