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がん患者さんと主治医との関係性は、
患者さんががんを抱え込んで、医師と闘うのではなく、
医師と患者さんがタッグを組んで、
がんと闘うという関係性がよいと思います。
がん発覚当初は、
自分でがんを抱え込んで、孤独感を感じていました。
初対面の主治医にも心を開くことができなく、
自分でなんとかしようと暗い表情だったと思います。
ですが、診察を続けるうち、
主治医は、私の方を見るわけでもなく、
検査結果のがん細胞の画像に向かって、
「コレが悪い。コレさえ悪さを起こさなければ。
コレをきれいに消さなければ。」
と独り言をつぶやいていました。
その様子を見て、
一緒に闘ってくれているんだと、
とても心強く思いました。
そんなことがあってから、
がん+患者 VS. 医師 ではなく、
がん VS. 医師+患者の構図が、
理想的な関係ではないかと思うようになりました。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
よい休日をおすごしください。