ご覧いただきありがとうございます。
プレジデントオンラインでのニュースで、
ショッキングな内容の記事を見つけました。
お気づきとは思いますが、スイーツ大好き!
このブログにても、
甘~いお菓子の画像をたびたびアップさせていただいております。
甘いものは、がんの餌になるとは薄々わかっていたのですが・・。
その中でも、大好きなチーズケーキが「最悪の食品」だったとは・・。
和田 洋巳(がん専門医)元京都大学名誉教授 による記事です。
がんの進行を急速に早める…
がん治療医がすぐさま摂取をやめさせる"ある食べもの"
「甘いケーキ」はがん細胞にとってもおいしい!
これまでの臨床経験から見て、
とくにがんにかかった女性の患者さんの場合は、
「甘い洋菓子」などの甘味品を多食していたという傾向が顕著に見られます。
したがって、私のクリニックでは、
このような食歴を持つ患者さんに対しては
乳製品や甘味品の「即時摂取中止」を指導しています。
実際、多くの患者さんが乳製品や甘味品の即時摂取中止をはじめとする
食生活の見直しによって劇的寛解を得ているのです。
牛乳、バター、チーズなどの乳製品には、
がん細胞の活動活性を上げるIGF-1(インスリン様成長因子)が多く含まれています。
よく「体にいい」と言われているヨーグルトもその意味では例外ではなく
酸性化食品なのです。
チーズやバター、とりわけチーズの酸性化力は強烈です。
したがって、乳製品の生クリームがたっぷりと載った甘いチーズケーキなどは、
かつ、がん細胞周辺の微細環境をがんが好む酸性に傾けるという点で、
「最悪の食品」と言っていいでしょう。
そして、
「がんをおとなしくさせるための食事術」として、
がん細胞が好む酸性に傾ける食品は控え、
アルカリ化の食事術で、
がんの活動しにくい体内環境を推奨されています。
白米のかわりに玄米、パンは全粒粉パンを選ぶ
(適量は一食につきご飯茶碗に軽く一杯程度)
がん細胞もまたブドウ糖をエネルギー源としており、
とりわけ必要量を超えて変換されたブドウ糖を次々と取り込みます。
そこで、必要量を超える量の炭水化物を摂取しないこと、
すなわち炭水化物の摂取量を控えめにすることが、まず重要になってきます。
塩分摂取は無縁に近い量が望ましい
がん細胞はナトリウム・プロトン交換器を駆使して塩分(ナトリウム)を取り込み、
プロトン(水素イオン)を排出することで細胞外の微細環境を酸性化します。
したがって、塩分の摂取を控えて
がん細胞にナトリウムを与えないことが肝要になります。
たんぱく質は肉よりも大豆や納豆、青魚から
タンパク質もまたヒトが生きていくためには必要不可欠の栄養素ですが、
体のアルカリ化という観点から言えば、
タンパク質を牛肉や豚肉などの動物性のタンパク源から摂取することはなるべく控えます。
代わりに、
大豆や豆腐や納豆などの植物性のタンパク源からなるべく摂取することを心がけることが基本になってきます。
卵はがん治療にも強力な味方だが、1日1個まで
植物性のタンパク源は動物性のタンパク源に大きく劣ります。
したがって、血清アルブミン値が安全基準値の4を下回らない状態を維持するためには、
完全栄養食品と言われる鶏卵を摂取するのも1つの方法となります。
気をつけるべきは、鶏卵には1個につきおよそ200ミリグラムのコレステロールが含まれていることです。
したがって、摂取量としては1日1個程度に留めておくことが妥当であると考えられます。
野菜や果物は「生のまま丸ごと」がいい
炭水化物や塩分やタンパク質の摂取を頑張って控えめにしたとしても体内環境はがん細胞が好む酸性に傾いていきます。
酸性に傾いた体内環境を中性に戻し、さらにアルカリ性にまで戻すためには、
唯一のアルカリ化食品とも言える野菜や果物を多く摂取するのが最も有効です。
野菜や果物は加熱すると有効成分の一部が分解されてしまうため、
多くの野菜や果物を「生のまま丸ごと食べる」ことも推奨しています。
しかし、毎日400グラムの野菜を摂取するのは容易ではありません。
そこで、野菜や果物をジューサーやミキサーにかけ、
ジュースにして摂取することを奨励しています。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な一日になりますように。