ご覧いただきありがとうございます。
窓際から、病棟と医学部棟と医学部研究棟を繋ぐ、渡り廊下が見えます。
朝夕、白衣の医師が渡っていきます。
どんな思いで歩いているのだろう。
患者さんといつも笑っていられればいいけれど、
厳しい局面に立たされてることもあるのだろう。
さて、いま気づいたのですが、病院の位置。
いつも病院内の地図は見たことがあるのですが、
病棟から廊下で繋がった先、大学の全体図。
その全体図からすると、病棟は一番端に付いています。
巨大病院と思っていたのが、
実は、大学の端にある実験棟としか思えなくなってきました。
医学を研究する研究棟、そして医学を教える医学部棟。
そこから、その先にある病棟へ、医師たちは毎日渡ってきます。
そして、医学を研究したり学ぶ学生も。
ということは、病棟は実験室?
さまざまな希少な病の患者さんがいます。
そこにいる患者はモルモット!?
それはわかっていました。
自分がそれにあたるかどうかわかりませんが、
病室には毎日毎日、大勢の学生さんを連れて医師が覗きにきます。
すっぴん、病院着の下は素っ裸(傷口がすぐ見えるよう)、
そんなレディ(?)の部屋に時間関係なく訪れるのです。
なぜこんなに多く、、、。
あとから気づいたのですが、
学生さんは医師になるために、できるだけ多くの症例を見て経験を積まなければなりません。
そのためには、患者一人に対し多くの学生に見せたほうが効率がいいのです。
はい、はい、協力しましょう。
このモルモット、いいのか悪いのか。
私はいいと思います。
この医学の研究のおかげで、日々最先端の治療、優秀な技術が受けられます。
実験台にしてもらい次の患者さんが救われれば幸いです。
大丈夫、手術下手な人はさせてもらえません。
充分に経験を積まないと。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な休日になりますように。