ご覧いただきありがとうございます。
アマゾンプライムで、
映画「おらおらでひとりいぐも」を見ました。
東北弁の語り口が印象的な「おらおらでひとりいぐも」。
東京オリンピックの年に上京し子を育て、
夫もみとった74歳の主婦が老境の自由を見つける。
タイトルは宮沢賢治の詩「永訣(えいけつ)の朝」の一節。
〈ひとりで死んでいく〉覚悟を示す元の言葉を、
転じて〈ひとりで生きていく〉という意味。
「人生の冬」を堂々と受け入れていく主人公の明るさに勇気づけられます。
夫を亡くし孤独に暮らす桃子さん。
明日もひとり、明後日もひとり、退屈な毎日がずっと続く・・。
原作は、55歳で夫を亡くした後、
主婦業の傍ら執筆し63歳で作家デビューした若竹千佐子の同名小説。
田中裕子さん主演、ユーモラスの中にも、ひとりで生きていく強さを
見ごとに演じています。
自由とは、寂しさと一緒に生きていくこと。
せつないのに心がほっこりとするような映画です。
あらすじ
75歳、ひとり暮らしの“桃子さん”。
突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに…
しかし、毎日本を読みあさり46億年の歴史に関するノートを作るうちに、
万事に対してその意味を探求するようになる。
すると、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が音楽に乗せて、内から外へと沸き上がってきた!
その日から桃子さんの生活は賑やかな毎日へと変わっていく――。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な休日となりますように。