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「がんをあきらめない人の情報ブログ」 あきらめない!がんが自然に治る生き方
の中で、外科医佐藤のりひろさんは、
がん患者さんに、野菜・果物中心の食生活をすすめています。「
そのがんによいとされる最もすすめられる食べ物をまとめてみました。
一般的に、野菜を多く食べる人は、がんの再発率が低くなると報告されています。
さらに、野菜のなかでも特に抗がん作用の強いものがあり、
実際にその栄養分ががん治療のサプリメントとして使用されているものもあります。
今回は、がんの予防やがん治療、再発防止をサポートするために
是非とってもらいたい「がんに効く野菜」10種類の紹介です。
がんに効く野菜10選
ブロッコリーやブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンには
強力な抗酸化作用があり、がんの予防・治療効果が期待されます。
実際に、多くの細胞や動物実験により、
抑制することが示されています。
2位 キャベツ/芽キャベツ
キャベツ・芽キャベツなどのアブラナ科の野菜にはがん予防効果があります。
実際にアブラナ科の野菜を食べることにより、
約20~30%も低下することが明らかとなっています。
3位 にんにく
「デザイナーフーズ(がんの予防に効果のある食品(主に野菜や果物)」のうち、
にんにくはピラミッドの頂点として最もがん予防に効果がある食品群に
分類されています。
にんにくには二硫化アリル(ジアリルジスルフィド)という成分が含まれており、
抗酸化作用や抗炎症作用を介してがんを抑えると考えられています。
二硫化アリルは大腸がん細胞の増殖を抑え、
またマウスにおける大腸がんの発がんを予防することが示されています。
4位 トマト
トマトに含まれるカロテノイド(自然に存在する色素)であるリコピンには
強力な抗酸化作用があり、またがん細胞の増殖を抑える効果、
がん細胞の増殖に必要なコレステロールを低下させる作用、
さらに血管新生を阻害する作用などが報告されています。
5位 ゴーヤ
ゴーヤーは、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富なだけでなく、MAP30、TCD、BG-4といった抗がん効果を発揮する成分を含んでいます。
6位 しょうが
しょうが、あるいはその成分であるジンジェロール(gingerol)の
がんに対する効果については、多くの研究結果が報告されています。
例えば、がん細胞をつかった実験では、しょうが(あるいは抽出物やジンジェロ-ル)は、肝臓がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、胆管がん細胞を直接殺したり、
増殖を抑制したりすることが報告されています。
7位 椎茸(しいたけ)/マイタケ
椎茸(しいたけ)やマイタケなどのキノコ類にはβ-グルカン(多糖類の一種)
という成分が豊富に含まれており、
免疫力を高める効果やがんを抑制する作用が報告されています。
とくにシイタケ菌糸体に含まれているレンチナンは医薬品にもなっており、
実際の臨床において、他の抗がん剤との併用でがんの治療に使われています。
8位 セロリ
セロリにはビタミン、カリウム、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
さらに、セロリには抗酸化作用をもつβカロテンが多く含まれており、
がんの予防効果があると言われています。
また、セロリの抽出液ががん細胞の増殖を抑え、
アポトーシス(細胞死)に誘導することが実験で示されており、
がんの治療効果についても期待されています。
9位 たまねぎ
タマネギ(玉葱)には、
硫化アリル、ケルセチン(フラボノール)やイソチオシアネート
といった抗がん作用をもった成分が含まれています。
中でもケルセチンには強力な抗がん作用があり、
膵臓がんの悪性化(増殖・浸潤・転移)を阻止することが実験によって示されています。
10位 にんじん
にんじんには、抗酸化作用のあるβカロテンが豊富に含まれており、
理論上は、このβカロテンががん患者さんに有効であると考えられています。
がんの食事療法として有名なゲルソン療法で
にんじんジュースを大量に飲むことをすすめられていますが、
にんじんジュースによって、人のがんが縮小したり、消失したという報告は、
探した限りではありませんでした。
つまり、多くの代替医療の本などで「にんじんジュース」を推奨しているにも関わらず、その効果を示すエビデンスはありません。
したがって、現時点では、
にんじんジュースに対する過度な期待はしないほうがよいと思います。
また、黒ニンニク(発酵にんにく)が、
がん患者さんの免疫システム(ナチュラルキラー細胞)を
活性化することも明らかとなっています。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
よい一日をおすごしください。