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白・ピンク・黄・赤等の美しい色模様。
百合の花が見ごろです。
何十種類ものゆりが咲き乱れています。
この情景を見ると、名作絵本『花さき山』を思い出します。
10歳の少女あやは、山菜を取りに行った山で、白髪の山ンばと出会います。
山ンばは、山に咲き乱れる一面の花を指差しながら、
やさしいことをすると美しい花が咲くのだと語り始めました。
あやの足元に咲いている赤い花は、
あやが母親や妹のことを思って着物を買ってもらうのを辛抱した時に咲いた花。
今まさに咲こうとしている小さな青い花は、
双子の赤ん坊の上の子が、弟を思って我慢することで咲かせている花…。
花さき山の一面の花は、心の美しさの象徴。
そんなお話です。
6月から7月中旬ころまでが見ごろ、
後半は、ゆりの女王カサブランカも満開になります。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
今日もよい一日をおすごしください。