やさしい日

小さなしあわせを見つけながら、やさしい日々を送っていきたいと思っています。

外科医と内科医のプライド

 

 

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ご覧いただきありがとうございます。

 

私がいつも通院している主な診療科は消化器外科です。

がんの転移が肺にみられ、

主治医は、アバスチンの投与を考えたのですが、

足に血栓の兆候が見られ、循環器内科へも通うことになりました。

血栓があると血液の流れに乗って脳梗塞等になるリスク恐れがあるからです。

 

循環器内科では、エコーの検査の結果、

ほんのわずかでたいした血栓ではなく、

循環器内科での診療も必要ないのではないかと言われ、

念のため、血液をさらさらにするエリキュースというお薬を処方されました。

 

その後、ほんのわずかな血栓も消え、

循環器内科の医師に

「よかったですね、血栓はきれいに消えています。」と言われ、

エコーの画像も消化器外科と共有されているはずでしたが、

消化器外科では、まだ完全ではないと認めてもらえませんでした。

 

循環器内科の医師は、

共有する画像のデータから、

これ以上アバスチンや抗がん剤投与は必要ないのではないか。

がんに対する化学療法はあまりよくないと思っているようでした。

 

そんな様子から、外科医としてのプライドと内科医としてのプライド

意見の相違があると感じました。

結果としては、抗がん剤がよく効いたのか肺の炎症も消え、

アバスチンはしなくて済みました。

 

その当時、

私としては、がんよりも抗がん剤の副作用で、

足が痺れ歩けなくなることが心配でした。

 

外科医と内科医

映画やドラマになった「白い巨塔」にでもあるように、

内科医里見脩二は、温厚で出世欲の乏しい人間性

一方、外科医財前五郎は、型破りで自己顕示欲が強く、

他人を寄せつけないタイプとして描かれています。

 

内科医は、

体の病気の診断と薬物療法を中心に手術以外の治療を行う。

温厚で穏やかなタイプが多いようです。

外科医は、

手術を中心に病気やけがの治療を行う。

その技術力によって生死が分かれることもあるので、

体力的にも精神的にもタフでいわゆる体育会系の人が多いようです。

 

個人的な見方ではありますが、

診療科によって、医師のタイプも違うんだなあと思いました。

 

 

アバスチン

がん細胞の増殖に必要なVEGFという糖たんぱく質の働きを阻害することにより、

腫瘍の増殖を抑えます。
通常、結腸がん、直腸がん、扁平上皮がんを除く非小細胞肺がん、卵巣がん

子宮頸がん、乳がん、悪性神経膠腫、肝細胞がんの治療に用いられます。

主な副作用として、出血、高血圧、神経毒性、疲労・けん怠感、食欲減退、悪心、

口内炎、脱毛症などが報告されています。

 

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

よい休日をおすごしください。

 

 

 

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