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「相変わらず足がしびれてます」
食道がん闘病中の女優秋野暢子さんが、ブログで近況を吐露されています。
その中で、10年前に乳がんに罹ったご友人が、抗がん剤の副作用で手足が痺れ、
手の痺れはわりと早くなくなったけど、足は10年かかったとおっしゃったそうです。
大腸がん(直腸がん)の場合ですが、
抗がん剤エルプラット(オキサルプラチン)を2年ほど投与後一年経ちます。
手足の痺れは、生活に支障ない程度にはなりましたが、
いまでも、手の痺れは指先程度、やはり足のほうがひどく、
足首より下が全体に痺れています、特に寒い冬は痺れが強くなります。
3年前、直腸がんとわかって、初めての抗がん剤は、一日入院し投与しました。
点滴注射が終わると、手足から全身に痺れが広がり、
唇も痺れ、目の瞼も痺れ目が閉まってしまい、身体が動かなくなりました。
そんな状態で、なんとかトイレに立ったところ、便座に座ったまま動けなくなりました。
やっとのことで、ナースコールを押し、看護師さんに来てもらいました。
そのときには、大人になってから泣いたことがないような大粒の涙を流しました。
自分の身体が動かないことが、
こんなに悔しく悲しいものなのかと情けなくなりました。
その後も、抗がん剤の副作用に苦しみ、
痺れで喉が締めつけられるようで、薬も飲み込めず、
水さえ飲みこむことができないことがありました。
冷たい水にも、冷たいドアノブにも触れません。
抗がん剤治療も進化し、ひと昔よりはラクにはなったようですが、
本当に辛い治療です。
一旦がんに罹ってしまうと、
辛い治療が長く続き先が見えなく途方にくれることもあります。
本当に、がんの早期発見はたいせつだと思います。
それに比べると、検査を受けることは煩わしいですが、
苦痛はほんの一瞬で終わるのにと、後悔先に立たずです・・。
痺れの緩和対策としては、
ゆるゆるですが、冬は特に身体をあたためるよう、
血流促進のため毎日のウォーキング5000歩程度、
入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かったり、
就寝前に布団乾燥機で布団をあたためたりしています。
今日のお昼は、カキフライ定食いただきました。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な休日になりますように。