やさしい日

小さなしあわせを見つけながら、やさしい日々を送っていきたいと思っています。

坂本龍一さん直腸がん公表「これからは『がんと生きる』」。

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 京都「瑠璃光院」底冷えの冬の日

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

楽家坂本龍一さん(69)が、直腸がんを患っていると公表しました。

 

14年にも中咽頭がんを患い、

咽頭がんが見つかる前から人一倍、健康には気を使い、

肉食から菜食中心へ食生活の改善、

免疫力アップを心がけ、

心身の健康には人一倍、気を使った生活を送っていたそうです。

 

それなのに、がんという病魔は、

こんなにも才能ある人にも襲い掛かる、

やはり運としか言いようがない病なのでしょうか。

 

直腸、この病に罹るまで、

身体のどの部分にあるのかも知りませんでした。

 

直腸は、下腹部、肛門に近い大腸の先にあり、

女性の場合、子宮、膀胱等の裏側にあたる骨盤内にあります。

手術するのにはたいへん難しい場所にあると後から気づきました。

 

主治医が、「すぐよくなりますよ。」といった後、

いつも難しい表情をしていた理由がわかりました。

 

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術後は以前と変わりのない生活が送れ、

主治医には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ですが、

がん切除手術を終えれば、がんがきれいに取れ、

治療は終わりと思っていましたが、

術後も辛い抗がん剤治療が待っていました。

 

2020年8月に手術を終え、

すでに5か月経とうとしています。

まだまだ治療は続き、

目に見えないがんは消えてなくなることはなく、

3年5年と経過観察し、

まさに、これからは「がんと生きる」ことになると思います。

 

この病を、慢性疾患として受け入れ、

普通の生活を送っていければと願っています。

 

直腸がん 大腸の最も肛門に近い部位である直腸にできるがん。

国立がんセンターのホームページによると、やや男性に多い傾向にあり、

30代前半から増加して、高齢になるほど罹患率は高くなる。

早期の段階では症状はないが、進行すると血便や下血、便通異常などがみられる。

内視鏡手術のみで完治する場合もあるが、

がんの進行度によって切除手術、薬物療法放射線治療なども

組み合わせた治療が行われる。

手術で直腸と肛門を切除した場合には人工肛門ストーマ)を作ることがある。

 

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

よい一日をおすごしください。

 

 

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