ご覧いただきありがとうございます。
自分の身に起こる手術についてですが、
はっきり言って、よくわかっていませんでした。
ですから、ここでまとめさせていただきながら理解したいと思っています。
<手術部分>右下葉部分切除(右肺の下部にある1cmにも満たない腫瘍部分)
<術式>胸腔鏡手術
胸腔鏡手術とは
直径5~10mm程度のビデオカメラを胸腔内に挿入し、
そのモニター画像を見ながら、特殊な手術用器械を
別の1~2cm程度の小さな穴から挿入して、肺を切除する方法。
- 基本的には3~4つの小さな穴(ポート)から手術を開始します。
- 下図のごとく、体の横に7mm、7mm、 1.5cm、 3~4cmの4つの小さな傷がつきます。
- 一つのポートから内視鏡を挿入してテレビモニターに写し、それを見ながら手術をおこないます。
- 残りの2~3カ所のポートから手術器具を挿入して手術を行います。
- 胸の中には手が入らない手術(開胸器など使用しない)ということになります。
胸腔鏡手術のメリットとデメリット(開胸手術との比較)
- *メリット
-
- 傷が小さく, 痛みが軽いため, 術後の回復が早い.
- 拡大視野での繊細な手術操作が可能
- 胸の筋肉を切る範囲が小さいため, 呼吸機能の損失が抑えられる.
- 出血量は少ない.
- *デメリット
-
- 手術操作に慣れが必要。
- 予想外の出血への対応は、開胸手術よりも適切な対応が必要(開胸移行もあり)
病状が早期で、ほぼリンパ節転移がないと思われる小型の肺がんが対象
(資料画像は、がん研有明病院のサイトよりお借りしました)
最先端の技術で、身体の負担が少なく、
眠っている間に終わってしまい、感謝感謝です。
手術時に付いている管(ドレーン・モニター・尿の管等)
翌日か翌々日にはとれます。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な一日になりますように。