ご覧いただきありがとうございます。
今日、アマゾンプライムで見た海外ドラマです。
中国で放送禁止になった話題の英国ドラマ
「2023今そこにある未来」
2019年の作品ですが、
その作品の中では、お騒がせ政治家ドナルド・トランプ前米大統領が再選され、
金融破綻や異常気象、伝染病が地球を襲う、
ディストピアの世界が描かれています。
しかし、2020年春から世界中に広がった新型コロナウィルスが
2年後の今も猛威を振るい、多くの人の命が失われたばかりか、
雇用や生活に大きな打撃を引き起こす今日に視聴すると、
ドラマの中で紹介された数々の「もしも」がリアルに迫ってきました。
右派ポピュリズムの政治が広がり、
伝染病が世界を席巻して失業者が大量に出るという、
3年前に想像されたディストピア像は、すでに現実になっている恐ろしいドラマです。
「ディストピア」とは初めて聞く言葉ですが、
逆ユートピア、反理想郷、暗黒世界、
否定的・反人間的な側面が強調されて描き出された未来社会。
第1話では、
英国では差別的言動を恥じない政治家が支持率を上げ、
「IQスコアの低い国民から選挙権を剥脱する法案」の成立を目指す。
世界的金融危機が再来し、
銀行の取り付け騒ぎで生活が破綻する人が続出。
異常気象が発生し、ウクライナからは大量の難民が押し寄せる。
そして、AIが発達し、我が子の顔もアバターで覆われ、
その素顔を見ることができない。
ジェンダー、人種差別等、いまある社会問題がすべて出てきます。
このまま進歩することがいいことなのか・・。
人間本来の場所へ戻っていったほうが幸せになれるのではないかと、
思わさせられるドラマでした。
あらすじ
2019年、ビジネスウーマンのヴィヴィアン・ルックがコメンテーターとして過激な発言を繰り返し注目を集める。
ある日ライオンズ家の末妹でシングルマザーのロージーが第2子を出産するが、
彼女の兄ダニエルは「こんな世の中に生まれてくるなんて」と生後間もない甥の将来を危惧する。
それから5年経った2024年の冬、祖母の誕生日祝いに集合した一家を、
世界を揺るがす驚愕のニュースが襲う…。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な休日になりますように。