ご覧いただきありがとうございます。
8月で、術後4年となります。
未だ抗がん剤治療は続いています。
ゴールの見えない治療に不安になったりしますが、いま生きています。
4年前の夏には、
4年後のパリオリンピックは見られないだろうなと思っていたことを思うと
信じられないことかもしれません。
昨日のパリオリンピック、
「日本体操団体男子がライバル中国を逆転し金メダル獲得!」に感動しました。
中国に追われるなか、たいへんなプレッシャーがかかる最後の日本人選手。
「絶対に諦めるな!みんなが付いている!」
チームメートの声かけが背中を押してくれた。
キャプテンの萱和磨選手を中心に
「絶対に諦めないぞ」
と繰り返しことばを交わし合ったといいます。
エースの橋本大輝選手は
「みんなに助けられた金メダルで、この4人がいなかったら、この演技はできなかったし、やっぱり諦めなくてよかった。
最後の鉄棒は、背中にみんなの思いを乗せて演技することができて本当に幸せだった。」
と笑顔で話していました。
「絶対に諦めない!」
土俵が全く違いおこがましいのですが、
闘病中の身にもこの言葉が心に刺さりました。
「絶対に諦めない!」と強い気持ちが持てました。
ささやかな日々ですが、
美味しいものを食べて「美味しい!」と言える、
今日一日生きていると確認できる、
そんな些細なしあわせがあることをしみじみと味わっています。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
よい一日をおすごしください。