ご覧いただきありがとうございます。
以前から気になっていた、
にしおかすみこさんの「ポンコツ一家」が書籍化されました。
ネットでのエッセイをいつも楽しみに読んでいました。
にしおかすみこさんの文章力に魅かれ、
ぐいぐいと引き込まれます。
そして、読んでいる間は、「頑張って!」と応援したくなり、
読み終わったあとは、「私も頑張るから。」と勇気づけられます。
【内容紹介】
家族紹介。
うちは、
母、80歳、認知症。
姉、47歳、ダウン症。
父、81歳、酔っ払い。
ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。
全員ポンコツである。
ただ、皆が皆ずっとこうだった訳ではない。
何十年かぶりに、私は実家に戻った。
まずはその理由を、いや長めの愚痴にお付き合い頂けたら、とても嬉しいーー。
変わり果てた実家。私の知らない母。実家に戻って
住もうなどと、その時は夢にも思っていなかったのに。
ローテーブルの上に、割りばしが突っ込まれたままのカップ麺や缶詰、
茶色いお惣菜がこびりついたプラスチック容器、半分セメント色したミカン、
黒炭のようなバナナの皮等々の食べ残し、残骸が溢れている。
ちょっとしたゴミ屋敷だーー。
どんな状況だって、病気だって、「ポンコツ」な人はいない。
でも、愛を持って私は家族を「ポンコツ」と呼ぶ。
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最後までおつきあいいただきありがとうございました。
皆様にとって素敵な休日になりますように。