やさしい日

小さなしあわせを見つけながら、やさしい日々を送っていきたいと思っています。

素敵な時間 映画「フジコヘミングの時間」

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

アマゾンプライムで、

映画「フジコヘミングの時間」を観ました。

 

ピアニスト・フジコヘミングさんと静かな時間が過ごせる、

芸術性のある素敵なドキュメンタリー映画でした。

 

美しいピアノの音色とともに、

ワールドツアーに密着し、

パリ、ニューヨーク、ブエノスアイレス、ベルリン、京都と

世界を巡ります。

 

 
あらすじ

ピアニストとして世界を舞台に活躍し、多くの人を魅了しているフジコ・ヘミング

ワールドツアーでパリ、ニューヨーク、ブエノスアイレス、ベルリン、京都

を巡るフジコに密着し、リサイタルでの演奏をカメラが捉える。

さらに、ハーフへの差別や貧しい留学生活、聴力の喪失といった困難を乗り切り、

夢を追い続けるフジコの人間性に迫る。

 

世界的なピアニストのフジコ・ヘミングの活動を追い、

人間性や音楽性、知られざるエピソードに迫る音楽ドキュメンタリー。

ワールドツアーに挑むフジコに密着し、彼女の演奏を収めると共に、

両親とのエピソードや聴力の喪失といった数々の苦難、猫との暮らしなども紹介する。

 

 

1999年2月11日に放映された、

NHKドキュメント番組 ETV特集「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」

を見て、初めてフジコヘミングさんを知りました。

その放送後、大きな反響を呼び、フジコブームが起こりました。

その後発売されたデビューCD『奇蹟のカンパネラ』は、

発売後3ヶ月で30万枚のセールスを記録し、

日本のクラシック界では異例の大ヒットとなりました。

 

フジコヘミングさんが弾く「ラ・カンパネラ」は、

他の誰よりも美しい音色で、まさに鐘の音が響き、

フジコヘミングさんの人生も映し出しているようで、

大好きな曲です。

 

そして、その魅力の背景にあるひとつが紆余曲折の人生です。

幼少のころより、ピアニストであった母から習い、

東京芸術大学卒業後、本格的な音楽活動に入るのですが、

なかなか芽が出ず、ドイツに留学したのが30歳近く。

 

ヨーロッパに残って各地で音楽活動を行うも、

生活面では母からのわずかな仕送りと奨学金で何とか凌いでいた状況、

たいへん貧しく苦しい状況が長らく続きました。

 

そして、やっと世に出られたのが60歳後半。

1999年のNHKドキュメント番組がきっかけでした。

 

このドキュメンタリー映画では80歳代。

その年齢も感じさせない、世界を飛び回る生活。

世界各地に自宅があり、

パリ・ドイツ・アメリカ・日本では下北沢・京都。

 

以前のNHKドキュメント番組では、下北沢の自宅が公開されていましたが、

アンティーク家具を揃えたロマンティックなお部屋は、

パリのアパルトマンのようで、まさか日本だとは思いませんでした。

 

今回の映画では、パリの自宅も公開され、パリの街も美しく、

カフェを巡ったり買い物をしたり、

一緒にパリの街を散策しているような気分になれます。

 

 

その他、ワールドツアーにともなって、

ニューヨーク、ブエノスアイレス、ベルリン、京都、東京と、

世界を旅する気分も味わえます。

 

www.fuzjko-movie.com

 

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

皆様にとって素敵な休日になりますように。

 

 

 

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