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映画「ミステリと言う勿れ」を見ました。
菅田将暉さん主演で実写化した、
連続テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版です。
映画は、広島を舞台とした、名家・狩集家をめぐる遺産相続事件の顛末を描きます。
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整(菅田将暉さん)が謎解きをします。
ドラマでも映画でも、
社会で“当たり前のこと”として流されていることに関し常に深く考え、
考え抜く、久能整くんの名言が深く心に響きます。
この映画での印象に残った名言です。
(以下ネタバレも含みます)
「どうして女性の幸せを決めつけるんだろう」
遺産相続に向けた謎解きをおこなっている4人のひとり ”ゆら(柴崎コウさん)”は、
小さな娘の幸を預けた父親に、子供の面倒をみない母親と叱責されます。
ゆらは幸を授かったことをきっかけに続けたかった仕事を辞め家庭に入ったのですが、
そのゆらに対して父親は、
「幸とのんびり過ごしていられる。それが女の幸せだ。」と話します。
そんなやりとりを聞いていた整は、
「もし家にいて家事と子育てをすることが本当に楽で幸せなことであったら、
もっと男性がやりたがるはずだ。
どうして女性の幸せを決めつけるんだろう。」
”女の幸せ”という言葉を言いだしたのはおじさんたちであり、
女性をある型にはめるために編み出された呪文ではないのか。
男の幸せとは言わない。
”女の幸せ” はおじさんの理想と願望。
”女の幸せ”とかにもだまされちゃダメです。
この世の中には他にも女性に対する呪文のような言葉がたくさんあるが、
自分の中から出てきた言葉を使って欲しい、幸ちゃんはその方が嬉しいはずだ。
他にも心に刺さる名言が散りばめられている映画です。
あらすじ
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整は、
広島で開催される美術展を訪れるため同地にやってくるが、
そこで犬童我路の知人だという女子高生・狩集汐路と出会い、あるバイトを持ちかけられる。
それは、狩集家の莫大な遺産相続に関するものだった。
当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者は、遺言書に記されたお題に従って謎を解いていく。
やがて彼らは、時に死者さえ出るという狩集家の遺産相続に隠された衝撃の真実にたどり着く。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
今日も一日おつかれさまでした。