やさしい日

小さなしあわせを見つけながら、やさしい日々を送っていきたいと思っています。

「死は存在しない」田坂広志著 読みました。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

「死は存在しない」田坂広志著 読みました。

 

人生の後半に差しかかったり、大病を患ったりすると、

死への恐怖と疑問が身近になってきます。

死後の世界がどうなっているのか、そもそも肉体と魂は別なのか。

 

『死』というものを考えることは、

すべての人にとって切実な問題にもかかわらず、

死後の世界の研究というのはほとんど行われていません。

 

この本では、原子力工学を研究した科学者が、

量子物理学の立場から、意識とは何か、「生と死」とは何かを語っています。

 

死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説 (光文社新書) [ 田坂広志 ]

 

 

 

内容紹介

筆者は、本書を、次のような「問い」を抱かれた方々に読んで頂きたいと思い、書いた。

・「死」を直視すべきときを迎えている方々

・「科学」にも「宗教」にも疑問を抱かれている方々

・最先端量子科学の「仮説」に興味を持たれている方々

・人生で「不思議な体験」が起こる理由を知りたい方々

・肉親の「死」について切実な思いを抱かれている方々

・「死」についての思索を深めたい方々

 

最先端科学が示唆する「死後の世界」の可能性

これまでの「科学」は、「死後の世界」の存在を、否定してきた。

それゆえ、「死後の世界」を肯定する「宗教」とは、決して交わることが無かった。

しかし、近年、最先端量子科学が、一つの興味深い「仮説」を提示している。

その「新たな仮説」は、「死後の世界」が存在する可能性を、示唆している。

では、その「仮説」とは、どのようなものか、どのような科学的理論か。

もし、その「仮説」が正しければ、「死後の世界」とは、どのようなものか。

この「死後の世界」において、「我々の意識」は、どうなっていくのか。

もし、その「仮説」が正しければ、それは、この人生を生きる我々に、何を教えるのか。

もし、この「仮説」が正しければ、「科学」と「宗教」は、融合していくのか。

 

 

「死は存在しない」では、

肉体が滅んだ後も意識が続くという仮説になっていますが、

ここでいう意識というのは魂と同様で、

以前から思っていた、肉体が滅んでも魂(意識)が残るという説と

同じなのではと思いました。

 

数年前、病を患い、大きな手術を受けましたが、

その術後、ベットの上で眠る日々が続き、

自分の肉体と意識は別物であると感じる体験をしました。

 

臨死体験のようなはっきりとしたものではないのですが、

自分の身体をじっと見つめる自分がいて、意識だけが動き出し、

生まれてからこれまでの人生で出会った人々に、

ひとりずつ「ありがとう。」と感謝を述べる自分の姿が、

走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。

そのときにも、肉体は滅ぶけれど、魂は残るのではないかとふと思いました。

 

これまで科学では、臨死体験や不思議な現象は証明されていませんが、

私の理想としては、何物にも裁かれず、

天国への旅立ちがあってほしいと思っています。

 

本書には、人ひとりの一生はひとつの旅、

この宇宙から、138億年の旅路の中で見ている「一瞬の夢」。

とありますが、

この地球を楽しみ帰って行く、そして休息し、また旅を始める。

そんな風に勝手に解釈しています。

 

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

皆様にとって素敵な休日になりますように。

 

 

 

 

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