やさしい日

小さなしあわせを見つけながら、やさしい日々を送っていきたいと思っています。

『私の盲端』朝比奈秋著 朝日新聞出版刊

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

『私の盲端』を読んでいます。

 

盲端とは、

「内臓器官で一方の端が閉じている管(盲管)」。

正常な人では盲腸の他にはないが、

この作品においては、人工肛門に例えている。

 

現役医師の著者によるデビュー作。

第7回林芙美子文学賞受賞作「塩の道」も併録されています。

 

私の盲端 [ 朝比奈秋 ]

 

臓器の一部が欠損する。

肛門を失い、腹から排泄する。

 

ある日突然、人工肛門をつけての身体と付き合う。

人工肛門と向き合って生きていく涼子、強く生きて欲しい。

 

リアルな文学作品とは言え、現役医師にしか辿りつかない領域です。

 

 

【内容詳細】

大学生になった涼子は飲食店のアルバイトや学校生活を謳歌していたがある日、

不幸が襲う。

不自由な生活を強いられる中で、その意識と身体の変容を執拗に描く表題作。

 

 

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

皆様にとって素敵な一日になりますように。

 

 

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