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菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ
「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)を毎週楽しみに見ています。
毎回、何かに気づかされる秀逸なドラマです。
特に、第5話(2月7日放送)での名言が心に刺さりました。
整(主人公)が入院先の病室で、
元刑事の牛田悟郎(小日向文世さん)と隣になり、
「俺はもうすぐ死ぬんだよ」「長い闘病生活の末、病気に負ける」と嘆く牛田に、
整は「僕ずっと疑問に思ってました。どうして『闘病』って言うんだろう。
『闘(たたか)う』と言うから勝ち負けがつく」
「例えば有名人が亡くなったときに報道ではこう言います。
『病には勝てず』『病気に負けて』『闘病の末、力尽きて』
どうして亡くなった人をむち打つ言葉を無神経に使うんだろう。
負けたから死ぬんですか?
勝とうとしたら勝てたのに、努力が足りず、負けたから死ぬんですか?
そんなことない。僕ならそう言われたくない」
そして「勝ち負けがあるとしたら、お医者さんとか医療ですよ。
その時点の医療が負けるんです。
患者本人が、あなたが負けるんじゃない」
「病に負けたから死ぬんじゃないです。僕はそう思います」
『闘病』という言葉に何かモヤモヤするものがありましたが、
このドラマでの整のセリフで、
すとんと心に落ちた気がしました。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
素敵な休日をおすごしください。