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「透明な螺旋」東野圭吾著 読みました。
東野圭吾さんの小説は、毎回面白く、
ストーリー展開に一気に引き込まれてしまいます。
家族とは何か?
血の繋がり、目に見える家族としての繋がりなのか?
児童養護施設に捨てられた生まれて間もない乳児。
籠のなかには、
ピンクとブルーのストライプのセーターを着た手作りの人形が入ってる。
後に、この人形がこの子を探し出す手掛かりに。
もう無理だー
すやすやと眠る赤ん坊を眺め、彼女は決心した。
自分には育てられない。
この子のためにも、誰かの手に委ねたほうがいい。
このままだと母子で共倒れだ。
母親は数奇な運命に翻弄されながらも、
十数年後、我が子を探し出すが、果たして実の子であるのか。
「人はだれもひとりでは生きられない」
血がつながっているから家族、家族じゃないなんてたいした問題ではなく、
人と人との目には見えない繋がり、
「透明な螺旋」透明=目に見えない、螺旋=血の繋がりの大切さを問うています。
テレビドラマ化か映画化してほしい作品でした。
【内容詳細】
南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。
同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。
捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。
草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、
彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。
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