ご覧いただきありがとうございます。
春を待つ、まだまだ肌寒さが残る季節ですが、
各地で、卒業式の袴姿の女子学生を見かけます。
満面の笑みがまぶしい若い人たちの姿に、周囲もほほえんで見守っています。
4月にはそれぞれの道を歩む、幸多かれと祈るばかりです。
今日の日経新聞のコラムです。
今春の大学や高校の卒業生は、
それぞれのハイライトとなるべき2年間をコロナ禍ですごした。
「友人の顔もマスク姿しか記憶がない」と語る若者もいる。
部活、合宿、修学旅行、学園祭、留学、相次ぐ中止に
思い描いた学園生活とは遠かった人が大半だろう。
自由だった上の世代と比べ、悔しい思いを抱くかもしれない。
だが実はいつの若者も何かやり残した気分で卒業し、
それを仕事などの原動力にしたのではないか。
学びも遊びもこれから十分楽しめる。
そうは言っても振り返るとむなしいという人に
モンテスキューの言葉を贈る。
「『今日は何もしなかった』。
とんでもない言いぐさだ。
あなたは生きてきたではないか」
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
よい休日をおすごしください。